集団生活が苦手。自分のペースを大事にしたい！

「不登校を繰り返す」というケースが増えています。
学校へ通えなくなり、その後しばらくして学校へ戻って通うようになったものの、また学校へ通えなくなる、という現象です。これは単に同じことを繰り返しているだけではなく、子どもにとっては、かつて通えなくなった頃と比べて、さらに傷つき、挫折感を背負い、将来を悲観するようになることが少なくありません。
こうしたケースが増えているのは「高校1年生」です。そして理由の多くは「無理をしたこと」と「復学後のサポートが少なかったこと」が挙げられます。
本来は、傷ついた子どもの心を守り、育み、傷を癒すことを丁寧に進めていく時期に、「学校へ戻れればいい」「高校へ通えればいい」といった「学校が目的化してしまうこと」によって、子どもが「無理をすること」で「不登校を繰り返す」に繋がるケースが増えています。
学校あるいは高校は、子どもの心を守り育む「手段」であり、「目的」ではありません。高校選びを考えている方は、REO高等部の特色をご覧いただき、当校が「手段」として適切であるかどうかご検討下さい。
当校の取り組みは「急いで周りの子と同じようになること」よりも「3年をかけて気持ちの回復を図ること」であり、「入学すること」ではなく「卒業して、その後も自分らしく元気に過ごすこと」を目指します。
そして20年後、30年後には「不登校の経験」が財産となり、より良い人生を親子とも歩んでいけることを心から願っています。その過程として、REO高等部がお役に立てるようであれば、当校の持つこれまでの経験、知見、情報を活かし、ひとりひとりに合わせて、しっかりとサポートさせていただきます。

株式会社REO　代表取締役　阿部伸一