ひとりひとり違うから、ひとりひとりをサポートするREO高等部
当校の特色
なぜ通信制高校を続けられない生徒が多いのか
大切なのは自分に合った高校選び
通信制高校の退学率は高いです。直近の調査によると、全日制高校の退学率が0.9%なのに対して、通信制高校は3.8%、1年生に限ると4.8%にまで上がります(※)。これは退学の手続きをとった生徒の数値であり、所属はしているけど単位がとれていない、卒業が見込めない生徒を含めれば、その数はさらに大きいです。数値を取るまでもなく、現場の感覚としても、通信制高校へ進学したものの、続けられていない生徒、あるいは保護者さまからのご相談は非常に多いです。
中学生時代に不登校となり、高校進学に際しては、負担を減らすために通信制高校を選んだにも関わらず続かない、これでは何のために通信制高校を選んだのかわかりません。挫折感を増やすだけになっている可能性もあります。
※文部科学省「令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」(令和4年10月)より
通信制高校に直接入学するケース
ただ、これは通信制高校が悪いというわけではなく、通信制高校が「レポート」中心のシステムである以上、なかなか続かない生徒にまで目を届かせるサポートができないのは、仕方がないことでもあります。
「勉強する習慣がついていない、勉強のハードルが高い生徒」
レポートをひとりで進めることは、想像以上に難しいです。苦手な科目、見たことのない単元、また締切に追われるなど、ストレスを抱えてしまうことになりかねません。
「集団授業が苦手、同世代と接することに抵抗がある生徒」
宿泊型のスクーリングなどで、大きなストレスがかかることもあります。スクーリングは必須となりますので、参加しやすい環境を選ぶことが大切です。
- レポート提出が遅れても、どうしたらいかわからない。
- スクーリングに抵抗があり、参加が難しい。
そうして単位修得できなくなり、卒業だけではなく気持ちの回復も遅れてしまうケースが多いです。
通信制サポート校(REO)のケース
そうであれば、もともと不登校生や傷ついた生徒に対して個別サポートをしてきた当社が、その経験やノウハウを生かして通信制サポート校を運営した方が良いのではないかと考えたことが「REO高等部」設立の、きっかけとなります。
REO高等部では、単に卒業をサポートするだけではなく、どこまでも根気よく生徒の気持ちの回復を優先させようと考えています。また、回復の経過に従って、1年時はオンラインでカウンセリング中心だった生徒を、2年目は対面で学習指導を取りいれるなど、サポートの内容や形式をステップアップしていくことも可能です。また、高卒認定試験が向いていると判断した生徒には、そのように方針を切り替えたり、保護者さまのケアが優先と思われるご家庭へは、そちらを並行して進めたり、といった柔軟性も、もともと「ひとりひとり違う」をポリシーとしていたREOの強みであると言えるでしょう。
「高校」の形は様々、「みんな同じ」という時代が終わったことで、REO高等部の存在はあらゆる生徒さんやご家庭の成長に寄与できると考えています。
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学習サポート
小中学校の復習や基礎の範囲、また勉強のやり方を個別で丁寧にサポートしますので、レポート学習も進めやすくなり、大学受験対策も対応可能です。
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メンタル・生活面のサポート
カウンセリングを通して、気持ちの回復を優先することで、不安を減らしながら自信を取り戻せるよう、個別にサポートさせていただきます。
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進学・進路サポート
将来の目標などが決まっていなくても大丈夫です。
REOの豊富な情報から、自分に合った進路を一緒に考えて、その対策を無理なく進めていきましょう。
当校が選ばれる理由
個別対応&複数担当制だから目が届く
REO高等部では、ひとりの生徒さんにつき2名の講師・スタッフが担当します。
「なにから始めていいのかわからない」「どうしてもうまくいない」そのような漠然とした悩みも、個別スタイルなので相談しやすいです。また、回復期特有の気持ちの変化や、不安が強くなりがちな進路相談なども、個別で丁寧にフォローをしながら進めますので安心です。
生徒さんや保護者さまの困りごとへ「目が届く」サポートで、共に歩んでいきましょう。
気持ちの回復を最優先
高校卒業や大学進学も目標ではありますが、もっと大切なのは、高校卒業後の人生を元気に過ごせるようになること。そのために、気持ちの回復は欠かせません。ただ卒業や進学を目指すだけではなく、カウンセリングや個別相談で気持ちの回復を図りながらサポートしてまいります。
また保護者さまのケアや、ご自宅での接し方等のフォローも行なっておりますので、ご家庭でのストレス軽減により、さらに気持ちの回復を促進できるよう、お手伝いします。
自分に合ったスタイルで進められる
単位取得に必要な「レポート」や「スクーリング」の形式は、通信制高校によって異なります。
生徒さんに合った通信制高校をご提案できますので、無理なストレスがかからず安心です。
また、日々のサポートも「通学」「家庭教師」「オンライン」と様々なスタイルをご用意していますので、生徒さんに合った方法をご提案できますし、無理なく進めることが可能です。
これから3年続くものですから、頑張りやすく続けやすいスタイルを選ぶことは大切です。
進路相談は長年の経験が活かされます
創業して20年以上の経験がありますので、生徒さんの進路については様々なご提案が可能です。
将来、やりたいことがあっても、なくても、ひとりひとりに合った進路相談やその対策をを個別で進めてまいります。気持ちの回復に従って、進路の希望が変えていったり、高校卒業ではなく、高卒認定試験へスイッチするなど、変化に応じたご提案ができるのもREOの特徴です。生徒さんに合った道筋を、定期的な個別相談によってイメージを共有し、対策します。
保護者さまのサポートも大切です
どんなに良いシステムの高校へ進んだとしても、ご家庭内で生活する時間が大きく減るわけではありません。むしろ、通信制高校の場合は、生徒さんがご家庭内で過ごす時間が多くなります。
生徒さんにとって、まんがいち、ご家庭内のストレスが大きい場合には、ご家庭内の取り組みや関わり方が、回復のためには重要となります。REOでは、保護者さま向けのカウンセリングや、
セミナー、懇親会、LINEやメールでのご相談受付など、各サポートをご活用いただけます。