こちらのページでは、REO高等部で連携している通信制高校「鹿島朝日高校」と、REOで行っているサポートについてご紹介します。
少しでも、入学後のイメージがつけば幸いです。
それではまず早速、高校についての概要からご紹介します。
鹿島朝日高校の概要
鹿島朝日高校は、全国から入学できる「広域制」の通信制高校です。
学習等支援施設(学習センター、サポート校)も全国にあり、公式サイトから確認ができます。
高校が直接設置している学習センターもあれば、連携している施設もあり、REOもこの学習センターの一つです。
※本校は岡山県岡山市にありますが、実際に行くことは基本的にありません。
鹿島朝日高校の卒業に必要なこと
通信制高校の卒業には、以下の課題等を終えることが必要です。
それを鹿島朝日高校ではどうやって進めるのかまとめると、以下のようになります。
(※REOでサポートする場合の、オンラインコースでの進め方です)
レポート(科目ごとの小テストのようなもの)
「カシマネット」にログインし、動画視聴やレポート等を進められます。
スクーリング(対面授業)
各都道府県で開催されるスクーリングに、年数回日帰りで参加します。
試験
スクーリング時に受験し、合格点を取ると単位が取れます。
REOで行っているサポート
REOでお預かりする場合、レポートなどの課題自体は基本的にオンラインで進めることになります。
一方REOのサポートは、通学やオンライン、家庭教師の訪問が可能です。
生徒さんの様子や希望、必要なサポートによって、さまざまなサポートを行っています。
一緒に動画視聴
一人で動画をひたすら見ていくのはしんどい、という生徒さんの声もよく聞かれます。
あえて一緒に、授業を動画を見る時間にあてることもあります。
レポート等のサポート
レポート動画や教科書を見ただけで自分で進められる科目ばかりではありません。
一問一問解説したり、一緒に教科書を見ながら解いていくことができます。
また、一から答えや感想を文章で書く必要がある問題は、みなさん困りがちです。
文章を考えるためのヒントを出したり、例を挙げたりしながら、サポートします。
お話し
「レポートは自分で進められる」という生徒さんや、「勉強やレポートは気乗りしない」という生徒さんとは、お話しをする時間を多く設けていることもあります。
生徒さんの日々の過ごし方や、好きなものなどの話を聞いたりしています。
普段から何気ない話をすることで、不安や悩み事があったときに話しやすいような関係になれればと考えています。
不登校生にとってのメリット
鹿島朝日高校の特徴をご紹介しましたが、不登校を経験した生徒さんにとってのメリットはどういったところにあるのでしょうか。
レポートは「カシマネット」で完結
日々提出するレポートは、全生徒が使うことになる「カシマネット」というサイトで、動画視聴やレポート等の提出まで全て可能です。
2024年度から、生徒さんがそれぞれ持っているタブレット等でログインして使うことができるようになりました。
インターネット環境と機器があれば、いつでもどこでもレポートを進められます。
スクーリングが日帰り。最初から行けなくても何回かチャンスがある
対面で授業を受ける「スクーリング」は、宿泊で行う通信制高校も多いです。
ただ、鹿島朝日高校のスクーリングは、各都道府県で日帰りの形式で開催されます。
各地の中心部にある大学や専門学校などの施設を借りて行われるので、比較的アクセスが良いのも嬉しいポイントです。
宿泊に出かける必要がないため、負担感が少ないでしょう。
また、鹿島朝日高校のスクーリングは、夏から冬にかけて1年に何度か開催されますが、全ての日程に参加しなければいけないわけではありません。
科目ごとに必要な出席回数が決まっているので、それを満たすことができれば、行かなくていい日や時間帯が発生します。
逆に、最初のスクーリングで一気に授業に申し込んだとしても、その時に行けなくても大丈夫。
次回のスクーリング時に申し込んで行ければOKです。
普段は外出が難しくても、スクーリングだけ少し頑張れそうであれば、おすすめです。
入学・転学手続きからサポートできます
ただでさえ学校の入学手続きというのは少し複雑になりがちです。
まして通信制高校への入学や転学となると、「周りに同じような人がいない」「相談できる人がいない」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
REOでは、高校へ送る書類について個別にご説明したり、詳細な手続きについてご家庭に代わって高校へ確認することができます。
わからないことやご不安は抱え込まず、相談してみてくださいね。
こちらで紹介したことが、みなさまの高校選び、サポート校選びの参考になれば幸いです。